水泳やトライアスロンという競技を知っている人は多いと思いますが、
オープンウォータースイムという海で泳ぐスポーツのことは、あまりよく知らない、という人は多いですよね。
このオープンウォータースイムはオリンピックの種目にもなっています。
なぜ、この海で泳ぐオープンウォータースイムをの話をするのかというと、ぜひ、トライアスリートの方やこれからトライアスロンを始める人に知ってほしいからです。
海で泳ぐ事に慣れる、という事はトライアスロンをやるうえで、とても大きな力になります。
普段、海で泳ぐ機会がない人は、このオープンウォータースイムという競技を知ることで、大会に出るきっかけになるかもしれません。
もし、住んでいるところの近くで大会が開催されているのであれば、ぜひ、参加してみましょう。
トライアスロンのエリート選手も千葉館山のOWSの大会に参加したりしていましたね。
オープンウォータースイムという競技についてどんな所で大会があるのかなどお伝えしていきたいと思います。
オープンウォータースイムとは?
大自然をフィールドとした水泳競技の総称
OWS(オープンウォータースイミング)とは、自然の海や川・湖で行われる長距離水泳競技で、水質、天候、海流、水流など、自然条件の影響を受けるので、競泳とは違う技術や知識が必要となります。
泳ぐ距離は、国際水泳連盟公認の種目として5km・10km・ 25kmがあります。
2008年の北京オリンピックから正式種目となり、距離は10kmです。
ウエットスーツについては次のようにありました。
競技の公正を期すため特別の事情を除いて、ウエットスーツの着用を禁じます。
但し海水温が22度以下になった場合又は競技委員長が必要と判断した場合はウエットスーツの着用を許可します。(但し、安全上に事由から入賞対象とならないことを条件にウエットスーツ着用して出場することは可能です)
初心者の人で完泳を目標とする場合はウェットスーツを着ても大丈夫そうですね。
OWSの大会はどこでやっているの?
シリーズ戦として、12か所で公式大会が開催されています。
2017年の日程は
6月4日:オープンウォータースイミング静岡OWSらららサンビーチ2017
6月18日:第4回南紀田辺・扇ヶ浜OWS
6月25日:中海OWS2017鳥取県米子市
7月1日:第5回世界遺産「屋久島」OWS
7月16,17日:第21回館山OWSフェスティバル
7月30日:OWS三重オープン2017尾鷲
8月6日:2017佐渡OWS
8月20日:第4回琵琶湖・長浜OWS
8月26日: 第11回ひめじ家島OWS2017
8月26,27日:第14回チャリティ湘南OWS2017
10月1日:せとうちOWS2017 in 渋川
10月29日:すさきOWS2017
どうですか?自宅の近くで開催される大会はありませんか?
関東の方だと、館山が行きやすいでしょうか。
ぜひ最新の大会情報を調べてみてください。
一度、館山のトライアスロン大会には参加したことはありますが海が綺麗だったのを覚えています。
世界では人気なの?
オープンウォータースイムレースは欧米や豪州などではすでに人気スポーツとして定着していて、シーズン中、毎週世界のビーチで競技が開催されていてアメリカだけでも、毎年400を超えるレースが開催されているそうです。
トップ選手はどれぐらいすごいか
トップ選手がどれくらいのタイムで泳いでいるかというと、2016年のリオオリンピックでのオープンウォータースイム10kmで見てみると、タイムは次のようになっています。
金メダル
フェリー・ウェールトマン(オランダ)
1:52:59.8
銀メダル
ヤニオティス(ギリシャ)
1:52:59.8
銅メダル
マルクアントワヌ・オリビエ(フランス)
1:53:02.0
速い!2時間を切ってますね!
最後に
いかがでしたか?
5kmや10kmと聞くと、水泳が苦手なトライアスリートの方にとってはなかなか挑戦するのに勇気がいりそうですが、大会によってはそれよりも短い距離もあると思いますので、ぜひ挑戦してみてください。
僕は普段、プールで泳ぐよりも海で泳ぐ機会のほうが多いですが、やっぱり海は疲れます。
日によって波の高さや、流れの向きや、水温が違うので体力や気力を余計に使います。
少しずつは慣れてきましたが5kmという距離は泳いだ事がありません。
だから、いつかはオープンウォータースイムに挑戦してみたいと思っています。