トライアスロンでのフルマラソンを完走するために、5000mのタイムを向上させるために参考にした本を紹介していきます。
※現在、各本の詳細を作成、更新中。
リディアードのランニング・バイブル
ダニエルズのランニング・フォーミュラ
『マフェトン理論』で強くなる!
非常識マラソンメゾット
著者:岩本能史
数々の市民ランナーを指導。ウルトラマラソンで活躍。
始めて購入したランニングの本です。
この本のいい所は、やるべきトレーニングが明確だということです。
著者が進めているポイント練習は、「ビルドアップ走」と「峠走」です。
ビルドアップ走のやり方
5kmごとにペースを上げて、計15km走ります。
ペースやタイムは、目標がサブフォーであれば、最初の5kmは28分、次の5kmは27分、最後の5kmは25分半、というふうに設定します。
フルマラソンの目標タイムによって、ビルドアップ走のタイムを設定するので、トレーニングの強度設定を明確化しやすいですね。
峠走のやり方
著者のクラブでは、神奈川県と静岡県の県境にある峠を利用して、往路13kmをひたすら上って、頂上に着いたら、復路13kmを駆け下りる、といったトレーニングをやっていると本書にあります。
これをそれぞれ週1回ずつ行います。
なかなか継続するには難易度の高いトレーニングですね…。
非常識マラソンマネジメント
著者:岩本能史
同上
レース前の過ごし方やレース当日、マラソンレース中の走り方などのポイントについて書かれています。
普段、コンディショニングやピーキングがしっかり意識できている人は、さすがにこの本を読んでもタイムが30分速くなるのは難しいと思います。
レース当日のポイント
①起床はスタート時刻の4時間前
②1度目の朝食は3時間前
③熱いシャワーを浴びる。入浴は禁止
④脚をできるだけ使わない方法で会場へ
⑤雨対策をしっかり
⑥ウォーミングアップはしない
⑦ストレッチもしない
常識破りの川内優輝マラソンメゾット
著者:津田誠一
元学習院大学陸上競技部監督
無名だった「最強市民ランナー川内優輝選手」を育てた監督の本です。
高校時代、オーバートレーニングで故障ばかりしていた川内選手を指導し成績を向上させました。
著者、津田式マラソントレーニングの基本は
「頑張りすぎない」
「走りを楽しむ」
とても大事な事ですね。マラソンタイム更新のためにトレーニングを頑張るランナーは、このことを忘れている人も多いのではないでしょうか?
具体的な練習方法は、週2回だけ集中して練習するというもので、内容は
週半ば水曜日に「スピード練習」
(インターバル走やペース走)
週末土曜日に「距離走」
(20~30km)
それ以外の日は、疲労を抜くためのジョギングを行います。
シンプルでわかりやすいですね。週2回頑張ればいいだけなので気持ち的にも楽ですね。ただし、週2回のポイント練習は絶対に継続する、という決意も必要です。
小出義雄 知識ゼロからのフルマラソン入門
著者:小出義雄
92年バルセロナ五輪マラソン女子銀メダリスト有森裕子選手、2000年シドニー五輪マラソン女子金メダリスト高橋尚子選手を育てた監督
・運動経験ゼロだけど完走したい
・メタボを解消してサブ5になりたい
・短い時間の練習でサブ4を達成したい
そんな人へ向けたマラソントレーニング方法が書かれており、とても優しくわかりやすいです。
本書の最後の方に「マラソン ラップ&スプリットタイム表」もあるのでどんなペースで走ればいいのかわかり便利ですね。