海で速く泳ぎたいならピッチを上げる

皆さんは、トライアスロンの大会や、オープンウォータースイムの大会の
時以外に、海で泳ぐ機会はありますか?

大会でしか泳ぐ機会がない、という人がほとんどだと思います。

どんな風に泳げばいいのか?

プールで泳ぐのとは違うのか?

プールでの泳ぎ方で海でも大丈夫なのか?

そんな不安や心配はりませんか?

実際、海で泳ぐ場合、プールの時と同じように泳げないですし、
少し泳ぎ方を変える必要もあります。

ポイントは、海で泳ぐ場合は「ピッチを上げる」です。
今回はこのことについて説明していきますので、
読んでいただければ、普段の練習でレースのために意識すべきことが
増えるでしょう。

海では、ピッチを上げる

ピッチとは、水を掻く頻度、もしくは、腕を1分間に回す回数、
ととらえれば、わかりやすいでしょう。

海ではピッチ(腕の回転数)を上げることでスピードアップしやすくなります。

なぜ、ピッチを上げるのか?

海では当然プールと違って、波やうねりがあるため、プールで泳ぐような
綺麗なフォームで泳ぐ事はできません。

海ではストロークを伸ばすために、ゆっくり腕を伸ばしている時間はありません。

トライアスロン界のレジェンド、宮塚英也さんは次のように言っています。

「丁寧なストロークを心がけるより、多少雑でも、ピッチを上げて、かく回数で勝負」

もちろん、海で速く泳ぐ場合の話です。
プールでの練習は、丁寧な効率の良いストロークを心がけます。
レースを想定した練習で、「多少雑でもピッチを上げる」を意識してみると良いでしょう。

ピッチを上げるために重要な事は?

まずはなにより、キャッチが重要。
手が入水したら、すぐに水を捉えれている感覚がないと、ピッチを上げても
空回りをするだけで、スピードはアップしません。

いかに素早くキャッチができるか、という事が重要です。

どんな練習をすればいいか?

キャッチがうまくなるためのドリル

・フロントスカーリング

キャッチの位置で、水の流れを感じながらスカーリングします。
手のひらを外側に向け水を押します。
その後、手を内側に返して水を集めます。
手のひらに水の抵抗を感じられたら、水を捉えられた証拠です。

最初は、プルブイを挟み、腕の動きに集中するのが良いでしょう。
さらに、おすすめは、シュノーケルを使う事で、呼吸動作を省けるので
練習しているプールで使用可であれば、ぜひ取り入れていきましょう。

水泳が苦手な人がそろえたいトレーニングアイテム」も参考にしてみてください。

 

ピッチを上げるためのドリル

・ヘッドアップスイム

顔を目が水面から出る程度まで上げ、思いっきり速く腕を回転させます。
肩の上側まで水面に出ているため、水の抵抗が減り、腕を速く回転させることが出来ます。

ストロークは多少短くなっても良いので、キャッチの感覚だけは意識しながら
ピッチを上げてみましょう。

ヘッドアップスイムについては別の目的での練習方法もあります。

水泳で沈まないようにするにはどんな練習をすればいい?
こちらも読んでみてください。

 

まとめ

なかなか、海で泳ぐ機会はないと思いますので、
時々、レースを想定した海での泳ぎを意識して練習をしておくことで、
レース中、海とプールの違いに戸惑うことは少し軽減されるでしょう。

ぜひ、普段の練習で、「ピッチを上げて泳ぐ」という事にも慣れておくと
良いでしょう。

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