トライアスロン

トライアスロンでのラン、歴代優勝者のタイムは速くなっているの?

前回、宮古島トライアスロンで優勝した
キャメロン・ブラウン選手について書きました。

今回も宮古島トライアスロンについて
気になって調べてみた事がありますので、
紹介していきます。

 

宮古島トライアスロン、ラン42.2km
一番速い記録は誰で、いつだろう?
昔と比べて速くなっているのだろうか?
競技レベルは年々高くなっているのだろうか?

 

宮古島トライアスロンのランの記録を
ホームページの過去のリザルトで見てみました。

宮古島トライアスロン歴代優勝者のランタイム

 トライアスロンという競技が始まり、30年以上。
トライアスロン競技のランは速くなっているのか?
進化しているのか?
それを知るために、宮古島トライアスロンの歴代優勝者の
ランタイムを見てみました。

総合記録は第1回の1985年から載っているのですが、
スイム、バイク、ラン各種目の記録は
2001年からしか載っていませんでした。

 ですので、2001年からの優勝者のランタイムを紹介していきたいと思います。

優勝者のランタイムですので、その大会のランラップ1位というわけではありません。

優勝者       年齢   ランタイム

2001年  Peter Kropko    37    2:45:23
(ハンガリー)

2002年  Peter Kropko    38    2:53:32
(ハンガリー)

2003年  Markus Forster   28    3:01:26
(ドイツ)

2004年  Markus Forster   29    2:53:42
(ドイツ)

2005年  松丸 真幸     30     2:57:42

2006年  Park Byung-Hoon   34    2:51:47
(韓国)

2007年  Park Byung-Hoon  35    2:53:40
(韓国)

2008年   河原 勇人    30     2:47:28

2009年  Mitchell Anderson 33    3:16:06
(オーストラリア)

2010年  Wolfgang Guembe  31    3:04:39
(カナダ)

2011年  河原 勇人     33    2:46:58

2012年   Blokhin Anton   25    3:24:10
(ウクライナ)

2013年  Anton Blokhin   27    2:59:14
(swimなし) (ウクライナ)

2014年  Benjamin Williams 30    3:03:14
(アメリカ)

2015年  戸原 開人     26    2:58:08
(swimなし)

2016年  戸原 開人     27     3:01:45

2017年  Cameron Brown   44    3:02:32
(ニュージーランド)

ざっと2001年からの優勝者のランタイムを並べてみました。

1番速いのは?

 一番速い記録は
 2001年の Peter Kropko(ハンガリー)選手みたいですね。
ランタイム
2時間45分
速いですね。
 ここ15年以上、ランタイムは2時間45分を切れていないんですね
その年の大会の天候や気温、湿度でだいぶ走り易さは変わってくるとは思いますが。
だだ、考えさせられるのは・・・
毎年毎年、新しい機能を備えた(ような)
ランニングシューズが出たり
最新のウェアが出たり
そして、「このサプリメント、補給食、アミノ酸いいよ!」
とか、よく見かけますよね?

これらのおかげで、確かに、トライアスロンは
始めやすくなったし完走しやすくなったように個人的には感じています。

 でも、どんなにいいモノが溢れていても、
最も速い人の記録は速くなっていないんですよね。
(単純な考え方かもしれませんが)

あれもほしい、これもほしい、
あのアイテムがあれば・・・

 という気持ちになったとき、今回調べた内容を思い出して
 人間を鍛える方に、意識を向けてみたいと思いました。