トライアスロン

トライアスロン大会に出場するためには何から始めればいいか

 トライアスロンというスポーツに興味をもって自分もやってみたい

 完走したいと思った時

 「何から始めればいいかわからない」という人が多いです。

 そんな人にトライアスロン出場するまでにやるべき事の内容と流れを簡単に説明していきます。

トライアスロン大会出場のために

 まずやるべき事は大きく3つ

 ①トライアスロン大会出場のための手続きと宿泊場所、アクセス方法の手配

 ②トライアスロンに必要な物を少しずつ揃えていく

 ③トライアスロン完走のためのトレーニング

 

どのタイミングで大会にエントリーすればいいのか?

トライアスロン大会の場合だいたい半年~3か前月ぐらいから
エントリーの受付が始まります。

 大会によっては申込をすれば必ず出場できるといわけではなく、抽選の場合もあります。
また、先着順で23日で定員となり申込が終了してしまう大会もあります。

 ただ、初出場の人にお勧めする大会はそこまですぐに定員に達するような
大会ではありませんので、申込期間中に早めにエントリーすれば
問題なく出場できるでしょう。

どれくらいの体力があればいいか

 そしてもう一つ、大会にエントリーするにあたってわからないことは

 「どれくらいの体力があればいいの?」

 「どれくらい泳げればいいの?」

 といったことがあると思います。

 トライアスリートになるための必要な条件として、
トライアスロン界のレジェンド、宮塚英也さんは次のように言っています

 「トライアスリートになるためのトレーニングを始めるにあたっては、
 50m泳げて、自転車に乗れて、5分以上走れる体力と技術があれば問題ありません」

 3か月かけて、スイムは泳ぎ続けられる距離を伸ばしていき、バイクに乗る時間と
 走り続ける時間を徐々に延ばしていけばいいのです」 

トライアスロンを始めるための3か月プログラム より引用

 つまり、

 50m泳げる

 ②自転車に乗れる

 5分以上走れる

 ということが出来る人であれば、トレーニングを積めば3か月後トライアスロンを
完走が可能という事です。

ただ、3か月後となると、トライアスロンに必要な物やロードバイクを
まったくもってない状態からのスタートだと少し慌ただしい準備となってしまいそうです。

 半年ぐらい先の大会をみつけ、トレーニングをはじめ、申込期間になったらエントリーを
するのが良いと思います。

 半年後の大会を見つけたらエントリー

エントリーしてしまえば、自然と準備は進んでいきやすいです。
どうしてもスイムが泳ぎ切れるか不安な人は、
プールを使ってスイム競技を行う大会もありますので、その大会にエントリーすれば大丈夫です。
トライアスロン大会初出場の人も多くいます。

宿泊場所の確保

エントリーが済んだらすぐにやるべきことは宿泊場所の予約です。


家から近い場所で大会が開催されるのであれば日帰りで大丈夫ですが
トライアスロンのスタートは時間が早くだいたい9時ぐらいからです。
そのため、7時ぐらいから受付を済ませたり、自転車の組み立てや準備をしなければなりません。
ですので、できるだけ会場に近い場所で前日宿泊することをおすすめします。

 毎年その大会に参加しているリピーターもいますので
宿泊施設があっという間に埋まってしまう大会もあります。
出来るだけ早く宿泊場所の確保をしましょう。

アクセス方法の確保 

次にアクセス方法の確保も飛行機など遠くまでいかなければならない大会は早めにしておきましょう。
例えば、石垣島など南の島の大会の場合、飛行機の席はあっという間になくなっていきます。

 ここまで準備が済めば、あとは自分のペースで準備が進められますね。

 

次にやっていくことは 

トライアスロンに必要な物を少しずつ揃えていく

具体的には
とりあえずロードバイクを見に行きましょう。
そして、ランニングシューズ、ランニングウェア、スイミングウェア、キャップ、
ゴーグルを揃えましょう。

あとは、まずはスイム、ランのトレーニングを始めましょう。

 ロードバイクはバイクのトレーニングを始めるためにも出来るだけ早く手に入れたいもの
ですが、高価なものであり、長く付き合っていく相棒でもあります。
そして好みの色やデザインなどもあると思いますので
ゆっくりいろんなものを見て選んでも良いと思います。

 その間に、スイム、ランに必要な物をすぐに揃えトレーニングを開始しましょう。
バイクのトレーニングはトレーニングジムにあるエアロバイクを利用するのもいいでしょう。

 バイクを手に入れたら、その他トライアスロンに必要な物を大会までに揃えていきましょう。
ただ、必要な物の中で「どうすればいいの?」と思うものがあります。

それがウェットスーツです。

これも高価なものになりますので迷ってしまいます。
ウェットスーツはとりあえずは最初はレンタルすることをおすすめします。
ウェットスーツはサイズも細かいですし、今後トレーニングを続けていくと
体形が変わってくる可能性もあります。

 1度レンタルで使用してみて、どんなサイズ、どんなタイプがいいか確認して
2回目以降の大会で購入を検討してみても良いと思います。

 ウェットスーツのレンタルもサイズに限りがあるので、1か月前には予約しておいたほうがいいです。
ウェットスーツは大会数日前に自宅に届ぎます。1週間ぐらいのレンタル期間になります。

 トライアスロン完走のためのトレーニング

 トレーニングはどのようにやっていくの?
ということですが、

 少しずつ泳げる距離、自転車を漕ぎ続けられる時間、走り続けられる時間を
増やしていくことが基本的なトレーニングになります。
くわしくは別のページで説明します(すごく長くなりそうなので)

トライアスロンを完走するための最低限必要と言われている体力の目安は

 スイム 300m以上続けてクロールで泳げる

 バイク ロードバイクで30分以上走れる

 ラン 15分以上走れる

 まずはこれが達成できるように、少しずつトレーニングを積んで行くと良いでしょう。

 十分にトレーニングを積んでいき、大会が近づいてきたら、1~2週間前から
少しトレーニングの量を減らし前日はしっかり休み、大会に備えます。

トライアスロン大会前日の移動

 大会前日は移動日になりますが、できれば車での移動をおすすめします。

ロードバイクを輪行バックに入れかかえての、電車やバスの乗り降りは
本当に体力を使います。
輪行バッグに入れての移動はロードバイクの破損のリスクも高まりますので
レンタカーを手配して利用することをおすすめします。

トライアスロン大会当日

 大会当日は受付を済ませ、トランジションエリアの準備を終えれば
いよいよトライアスロン競技のスタートになります。
思いっきりレースを楽しんでください。

まとめ

以上が、トライアスロン大会に出場するためにやらなければならないこと
になります。

とりあえずは、どんなトライアスロン大会があるのか調べ

①50m泳げる
②自転車に乗れる
③5分以上走れる

という条件をクリアしているのであれば、
大会にエントリーし、トレーニングを開始し、ロードバイクを購入しましょう。

「何から始めればいいかわからない」人が1歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。