水泳

水泳で重要な筋肉は広背筋

みなさんはクロールで泳いでいる時、どの筋肉を意識して泳げば速く泳げるか
考えたことはありますか?

競泳選手などレベルの高い選手は「体側や広背筋を使って泳ぐ」という意識を持っています。
これは、広背筋という大きな筋肉を使うことによって、大きな力を発揮することが出来ます。

そして、この広背筋を使うためには、体のローリングが必要となります。
しっかりと正しいローリングは水の抵抗を減らす事にもなりますし、呼吸動作もスムーズになります。

では、どのようにしてクロールで広背筋を使って、効率よく泳ぐか簡単に説明していきます。

水泳に重要な広背筋とは

まず広背筋について説明していきます。

骨盤や腰、背部から始まり、肩の付け根に着きます。下方に三角形をなす筋肉です。

解剖学的には
起始:第5胸椎(Th5)~第5腰椎(L5)の棘突起、仙骨、腸骨稜、第9~12肋骨
停止:上腕骨の上部小結節稜

最も面積の広い筋肉が、この広背筋で、肩甲上腕関節において、上腕を内旋、内転、伸展する筋肉です。

どうすれば広背筋を使えるか

広背筋を最大限に使うためには、「筋肉は最大に伸張させた後に収縮させると、最も大きな力を発揮する」
という仕組みを利用します。

これを伸張反射といいます。伸張反射とは脊髄反射の一つです。骨格筋が受動的に引き伸ばされると、その筋が収縮する現象です。

わかりやすく説明すると筋肉の中にはセンサーのようなものがあって、筋肉が引き伸ばされるとセンサーが感知して、それ以上筋肉が引き伸ばされないように、筋肉を収縮させる
指令を出します。
それにより、筋肉が損傷したり、姿勢が崩れることを防いでいます。

つまり、広背筋を一度引き伸ばすような姿勢をとる事で、広背筋の大きな力を発揮させます。

どのような水泳動作で広背筋が使えるか

広背筋を一度伸張させ、最大限力を発揮させるためには、体のローリングをしっかり行い、手を前方へ遠くに伸ばす必要があります。

つまり、ローリングを行う事で、腕から脇、体側面が一直線に最大限伸ばされ
その後広背筋が収縮し大きな力を発揮します。

ローリングができてない場合は、脇や体の側面をしっかり伸張させることができず、肩から腕にかけての筋肉のみ伸張させてしまうため、肩周りの小さな筋肉や、上腕三頭筋が疲れてしまいます。

肩周りがパンパンに疲れるけどスピードが上がらない、という人は、ローリングが足りず、広背筋が効果的に使ていないのかもしれません。

広背筋の鍛え方

広背筋の鍛え方は、腕を、上方もしくは前方にまっすぐ伸ばした状態から体を引きつける、
という動作で広背筋がもっとも使われるため、懸垂やロープ上りなどが効果的に広背筋を鍛えられます。

まとめ

いかがでしたか?
大きな力を発揮できる体幹の大きな筋肉、広背筋について説明しましたが、
皆さんは広背筋を使えていたでしょうか?

ぜひ、泳ぐときに意識してみてください。