ランニング

ランニングが上達するために超基本的な2つの事

何かスポーツを上達させるためには、どうすればいいのか?
上達するための条件や方法はいろいろと考えられると思いますが、
その中でも、自分が重要だと考える事は

手本

フィードバック

この2つです。

このことについて、わかりやすく説明していきます。

上達のために重要な手本

まずは、自分自身が信じられる手本を見つける必要があります。
似たような状況、もしくは同じようなことをやっている人、
そのスポーツを極めている人を探しましょう。

なぜ手本が必要か?

正しい方法で練習したい場合、手本を見ることなしにできるだろうか?
より細かく具体的に説明してくれる人が近くにいれば可能かもしれませんが、
毎回毎回何度も教えてくれる環境にある人は少ないでしょう。

手本は練習のゴールや習得すべき技術、能力をはっきりとわかりやすくしてくれます。

手本を見つけたらどう利用するか?

その人が自分より優れた技術を持っているのであれば、手本とし
どんな練習をしているのか理解し、その技術を細かいステップに分解して
一つずつ習得していきます。

その際真似をすることが重要です。
多くの人は他人を真似る事を嫌がります。しかし、
それが一番の習得方法になることもあります。
まねする」をいい意味で捉えてみましょう。

手本を使う具体的な例

例えばわかりやすいのが、水泳でクロールが速くなりたい!
と思ったとします。

まだまだ水泳の経験があまりなく、正しいクロールのやり方、フォーム、練習方法が
いまいちよくわかりません。

その場合、手本となる泳ぎを探します。
スクールなどで近くにレベルが高い競泳の選手がいるなら、その人を観察してみましょう。
コーチがいるなら、正しい泳ぎ方や、ストローク、キックを見せてもらいましょう。

ただ、コーチが何度も手本を示してくれるならいいですが、ゆっくり何度もお手本を確認することは難しですよね。

そこで良い方法は、参考となる動画を見つけることです。
できれば、スローでいろんな角度から見れる映像がいいですね。

たとえば、競泳トップ選手の泳ぎが見れる動画を探し、手本にしてみましょう。

そして、その手本をどのように使うか。
それは、手のストロークや身体のローリング、キックのやり方など、泳ぎの技術を
分けて細かく詳しく1つずつ見ていきます。

手の動きなら、まずは手の動きを真似します。出来るようになったら、次の技術習得に
取りかかります。

ここで大事なことは「出来るようになったら」ということです。
これを確認する事が大事です。

ランニングであれば、どういう姿勢、ピッチ、リズムで走れば楽に走れるのか?

などについてですよね。

速く楽に走れる姿勢を身につけようと思ったら、ファンクショナルトレーニングやピラティスが有効ですが、その場合、正しくエクササイズを行う事がもっとも重要です。

やはり、信頼できる手本が必要です。

フィードバックをを取り入れて練習

技術の習得にはフィードバックを取り入れることが重要です。
これにより「出来るようになっているのか」「出来てないのか」を
確認し修正していきます。

フィードバックとは「結果を原因に反映させて改善すること」という意味。
簡単に説明すると「原因を探し、修正すること

ダグ・レモフ著の「成功する練習の法則」では次のようにあります。

「成功に結びつく最良の方法は、計画のなかにフィードバックを
規則正しく組み込むことだ」

そのため、フィードバックとは人から指摘される事、アドバイスをもらう事だけではありません。

フィードバックとは実際に使う事です。
つまり、人からの指摘、アドバイスを、改善するためにすぐ練習で試すことです。

フィードバックはすぐに使う事が重要で、受け取ったフィードバックについて考える事は
後回しにして、先にフィードバックを試します。

つまり、コーチからの指摘、アドバイス、提案を受けたら、考える前に、すぐに試してみる事が重要です。

 

フィードバックを取り入れるには

スポーツが上達するために重要な「手本」「フィードバック」ですが、
多くの人が、練習に取り入れるのが難しいのが「フィードバック」ですよね。

これは、知り合いでそのスポーツの知識がある人に頼むか、スクールに通うかしか、
なかなか方法がないでしょう。

もしくは誰かにビデオ撮影をお願いし、後で確認するという方法ぐらいでしょうか。

ただ、フィードバックで重要な事は、受けたらその場ですぐ試すという事です。
時間が経てばたつほど、自分がどんな動作、感覚で練習していたか、忘れてしまいます。

ですので、自分に合った良いスクールに通う事をおすすめします。

 

まとめ

スポーツが上達するために重要な2つの事は

手本

・フィードバック

 

自分が正しい方法で練習できているか?
自分の体を手本と同じように動かせているか?
それを指摘、提案、アドバイスしてくれる人がいるか?

①練習
②フィードバック
③フィードバックを使って再度練習
④何度かやり直す
⑤考える

例えばこのような流れができているでしょうか。

スポーツが上達するための習慣を自分のトレーニング計画の中に
取り入れていけると良いでしょう。

フィードバックについてわかりやすく説明するのに、言葉の選び方が難しく
うまく説明できなかったかもしれませんが、
この記事が皆さんのスポーツ上達に繋がれば幸いです。