疲れの原因「活性酸素」について知ろう

前回のブログで、「乳酸は疲労の原因ではない」と書きました。

ランニング後の疲れの原因は乳酸ではない⁈

2018.08.13
では何が疲労の原因となっているのか?
それは活性酸素です。

活性酸素とは?

呼吸で体内に取り入れられた酸素が変化して、他の物質や細胞を酸化させる力が強くなった酸素の総称です。

その活性酸素の種類は

スーパーオキシド
ヒドロキシルラジカル
過酸化水素
一重項酸素
の4つです。

呼吸で吸った酸素の1〜2%ぐらいは、この活性酸素に変わると言われています。

活性酸素が体の中にあるとどうなるか?

活性酸素は強い「酸化」作用を持っているため、細胞や遺伝子を酸化させ、老化やガン生活習慣病の引き金となってしまいます。

普通の生活の中であれば、活性酸素が体内に発生する量が少ないので、抗酸化酵素により酸化をある程度抑えてくれます。

でも、激しい運動や長時間の仕事など、疲れやストレスを感じるような状態が続くと、酸素の消費量が増え、抗酸化酵素が処理できる以上の活性酸素が生まれ、細胞や遺伝子を傷つけてしまいます。

スポーツをする人は活性酸素の事をよく知っておくべき

息が上がるようなきついトレーニングを続けると、大量の酸素を消費します。
すると、活性酸素の量も増えてしまいます。

スポーツ選手にとって、この活性酸素がやっかいな理由はミトコンドリアを傷つけてしまうという事。

ミトコンドリアは「細胞のエネルギー工場」と呼ばれ、エネルギーを作る細胞です。

このミトコンドリアが活性酸素により傷つくことによって、エネルギー不足となって疲れやすくなります。

エネルギー不足によって1番影響を受けるのが、筋肉や神経細胞。
筋肉がエネルギー不足になれば当然タイムも落ちるし、神経細胞が疲れれば正しい動作が出来ずスキルの低下にも繋がります。

まずアスリートが出来ることは?

出来るだけ紫外線を避ける

紫外線を浴びると体内で活性酸素が生まれやすくなります。
紫外線を浴びたら疲れやすくなる、というのは科学的にも正しいようです。
そして、目から入る紫外線も疲労に繋がります。

確かに、レースを想定して日中暑い時間帯にトレーニングをする、という考え方もあるかもしれませんが、毎日のようにそれを続けるのは間違っていると思います。

毎日紫外線を浴びれば浴びるほど、細胞や遺伝子、ミトコンドリア、神経を傷つけ、慢性的な疲労状態となり、パフォーマンスは向上しないでしょう。

できるだけ涼しい時間にトレーニングをする、肌の露出を減らす、サングラスをする、という事は疲労を最低限に抑え、効率的にパフォーマンスを向上させるための方法の一つと考えています。

もっと活性酸素への対策方法はないのか?

食事から抗酸化酵素を摂る方法があります。
また、次回書きますね(^^)