ダイエット

あなたのダイエットがうまくいかない理由|食べる量を減らすと必ずリバウンドする

痩せるためにはどうすればいいのか?

ダイエットを成功させるためにはどうすればいいのか?

テレビやインターネットを見ていて良く言われることは、カロリーを減らす、食べる量を減らす、ということをことではないでしょうか。

ダイエットに興味をもったことがある人は、1度ぐらい試してみたことがあると思います。

例えば、

ご飯をお茶碗半分にする、

カロリーが高い揚げ物は食べないようにする、

おやつの甘いものを我慢する、とか。

食べる量を減らせば、太らない、痩せる、という事は誰もが当たり前に思っていることだと思います。

確かに食べる量を減らせば体重は減る、という経験をしたことがある人はいると思います。

でも、

「続けられなかった・・・」

「痩せたけど、すぐに元の体重に戻ってしまった・・・」

そんな経験をした人も多いと思います。

では、なぜ食べる量を減らしても痩せた体重をキープできないのか?

そして、痩せたとしてもすぐ元の体重に戻ってしまうのか?

その理由についてわかりやすく解説していきます。

そして、どのように食べ方を変えればいいのか、ということについて紹介していきます。

摂取カロリーを減らしても痩せない

まず最初に言っておきます。

摂取カロリーを減らしても痩せません

正確には、最初の数カ月は体重は落ちていきます。

でも、6ヶ月もすれば徐々に体重が戻り始めてしまいます。

 

そもそもカロリーってなんだろ?

カロリーとは、食べ物や運動の熱量などを表現する「エネルギーの単位」のことです。

ちょっとわかりづらいですよね。

体を動かすためのエネルギーと単純に思ってもらって大丈夫です。

つまり摂取カロリーとは、食べ物をたべてエネルギーを体にいれることです。

例えば、

ご飯お茶碗1杯で185kcal

豚もも肉100gで130kcal

じゃがいも1個で68kcal

だから、ご飯を1杯食べれば、体を動かすためのエネルギーを185コ手に入れられます。

 

反対に消費カロリーという言葉も良く聞きますね。

消費カロリーとは、体を動かすためにどれくらいエネルギーを使ったのか、という事です。

その使ったエネルギー(カロリー)の事を、正確に言えば「総エネルギー消費量」と言います。

ちょっと難しい言葉が並びますが、具体的に説明すると、

総エネルギー消費量とは、基礎代謝、食事による熱発生効果、非運動性熱産生、運動後過剰酸素消費量、運動によるエネルギー消費をすべて足し合わせたものになります。

 

今回重要なのは「基礎代謝

これは、ただ生きているだけで、何もしなくても、体が自動的に消費するカロリーです。

わかりやすくイメージするとしたら「車」です。

エンジンをかけているだけで(生きているだけで)、アクセルを踏まなくても(運動しなくても)、ガソリン(カロリー)は使われていきますよね。

 

僕らがどんなところでエネルギー(カロリー)を使っているか具体的に説明すると、

呼吸しているとき
体温の維持するために
心臓を動かすために
脳を働かせるために
肝臓や腎臓などの内臓を働かすために

このように、いろいろな所で勝手に使われているエネルギーのことを「基礎代謝」と言います。

 

さて、話は戻りますが、

摂取カロリー(体に入れるエネルギー)を減らせば痩せるのか?ということ。

そもそも「太る」とは脂肪がいっぱい増える、ということですよね。

脂肪をいっぱい蓄える、ということです。

どうやったら脂肪を蓄えるようになるのか?

これは皆さんがイメージしているのは、

余ったエネルギーが脂肪に変わっていく

というとことですよね。

<摂取カロリー> - <消費カロリー> = 脂肪

つまり

<食べて入れたエネルギー>-<使ったエネルギー>=脂肪

ちょっと数字を入れてみます。

<100エネルギーのご飯を食べる>-<80エネルギー体が使う>=20脂肪

食べて体に入れたエネルギーが余ってしまうと、脂肪に変わってしまう、ということです。

反対に、体に入れるカロリー(エネルギー)を減らせば、脂肪は増えない、減っていくいうことになりそうですよね。

当たり前すぎることで、

「そんなこと知ってるよ!」

という人は多いと思います。

が、

大きな勘違いをしている人が大勢います。

 

食べる量を減らして、摂取カロリー(体に入れるエネルギー)減らせば次のようになりそうですよね。

<50エネルギーのご飯を食べる>-<80エネルギー体が使う>= -30脂肪

-30の脂肪で、体重が減っていくことになります。

でもこのようにはなりません。

 

実際には、摂取カロリーが減れば、消費カロリーも減ります

かなり簡単にわかりやすく説明すると

<100エネルギーのご飯を食べる>

<50エネルギーのご飯を食べる>

このように食べる量を減らした習慣を続けると

 

<80エネルギー体が使う>

<40エネルギー体が使う>

40エネルギーしか使わない体に変わっていきます。

つまり次のような式になります。

<50エネルギーのご飯を食べる>-<40エネルギー体が使う>=10脂肪

脂肪が減ってませんね。

わかりやすく理解してもらうために上記のような単純な式で説明しましたが、例えば摂取カロリーが10%減れば、消費カロリーも10%減るということです。

だから、食べる量を減らすダイエットはうまくいかないのです。

 

食べるカロリーを減らすと、体が使うカロリーも減る

このことを頭に入れておいてもらいながら、ダイエットを成功させるためにもう少し一緒に理解を深めていきましょう。

摂取カロリーを減らせば最初は体重が減る

食べる量を減らしても体重は減らない、

と言ってきましたが、カロリー制限によるダイエットをやると最初は少し体重が減ります

食べる量を減らして体に入って来るエネルギーが減ると、エネルギーが足りなくなるので脂肪を燃やしてエネルギーを作るようになります。

そのため脂肪が減って体重が減ります。

でも、最初だけです。

体重が減りがストップ

繰り返しにはなりますが、摂取カロリーを減らしても体重は減り続けません。

体に入って来るエネルギーが減ると、体は自動的にエネルギーの消費量をコントロールし始めます。

つまり、消費カロリー(エネルギー)が急激に減って、脂肪を燃やさない体に変わっていきます。

消費カロリーが減る、とはどういうことなのか?

以下、詳しく説明します。

基礎代謝量が下がる

消費カロリーが減るとは、

安静時の基礎代謝量が下がる、ということです。

基礎代謝とは先ほども説明しましたが、体の機能を維持するために使われるエネルギーです。

体温を一定に保ったり

心臓を動かしたり

頭を働かせたり

そういったことに自動的に使われるエネルギーです。

 

食べる量を減らして、急にエネルギーが少なくなると、体はエネルギーを使わなくなってしまいます。

女性
女性
ダイエットしたいから、ご飯を半分にしよう!
脳・体
脳・体
あれ?入って来るエネルギーが少なくなったぞ。まぁすぐに入ってくるだろうから、脂肪を少し燃やしてエネルギーに使っておこう。

数日後…

脳・体
脳・体
あれ?やばいぞ!?全然エネルギーが入ってこないじゃないか!どうしよう、このままじゃ体重が減ってしまう!いつエネルギーが入って来るかわからないから、省エネモードに切り替えよう。とりあえずは肌とか筋肉にはエネルギーを分けなくてもいいかな。体温も少し下げておこう。

わかりやすく説明するとこんな感じですかね。

冷えやすくなる

摂取カロリーを減らし、消費カロリー(エネルギー)が減ると、痩せないだけでなく、体の不調もでてきます。

まず基礎代謝量が下がるので、体温が下がり、冷えやすくなります。

体が温めるためのエネルギーを使わなくなってしまうからです。

ダイエット中に限らず、体が冷えやすい、という人は、摂取カロリーが少なすぎるのかもしれません。

疲れやすくなる

食べる量を減らすと、体温が下がります。

さらに血圧も下がります。

そして脳へのエネルギーも減るため、倦怠感や集中力の低下なども起こります

だから、カロリー制限によるダイエットを始めると、

疲れやすくなった、

めまいがする、

寒気がする、

イライラする…

と言った体の不調でダイエットがうまくいかなくなります。

筋肉がつきづらくなる

消費カロリーを減らして、体の機能を低下させているので、筋肉を作るためのエネルギーは少なくなってしまいます。

筋トレをしても、傷ついた筋肉を再生させることができず、筋肉が発達しづらくなります。

肌や髪、爪がボロボロに…

体の中に入ってくるエネルギー(カロリー)が減ると、体の機能を維持するために、

どこにエネルギーを使うか?

どうエネルギーを振り分けるか?

とういうことが、体の中で自動的に行われます。

当然、脳や心臓などの内臓にはエネルギーをいっぱい使わなければなりません。

でも、肌や髪の毛、爪などを作るためのエネルギーは優先順位が低いので、制限されてしまいます。

そうすると、

肌荒れやシミやシワ

髪の毛が細くなる

爪が割れる

といったことが起こり始めます。

美容のためにも、摂取カロリーを減らすダイエットはおすすめしません。

体重が戻りだす

人間の体には、常に体の状態を一定に保とう、とする機能があります。

例えば、摂取カロリーを30%減らすと、消費カロリーも勝手に30%減ります。

そして体が勝手に体重を元に戻そうとするため、脂肪が増えていきます。

この時1番の問題は、

食べる量を戻しても、消費カロリーは30%減ったままになってしまうことです。

女性
女性
体重が戻ってきた・・・。ダイエットしんどい・・・。もういいや、前と同じように食べよう!
脳・体
脳・体
おっ!?やっとエネルギーがいっぱい入ってきたぞ!でも、省エネモードでも十分生きられることがわかったから、しばらくはエネルギーをあまり使わないようにしよう!

こんな感じで以前より太りやすくなってしまいます。

食べる量ではなく回数を減らす

ここまで、食べる量を減らしても、摂取カロリーを減らしても体重は減らない、ということを解説していました。

では、どうすればいいのか?

それは、

食べる回数を減らす

ということです。

太るホルモンを出さない

なぜ太るのか?

それは、カロリーが多い少ないは関係ないと言われています。

一番の太る原因となっている問題は

太るホルモン」です。

それは「インスリン」と言われるホルモンです。

簡単に言うと、インスリンは「脂肪を溜め込むホルモン」です。

どんな食べ物を食べてもインスリンは出ます。

そして、吸収されたエネルギーを脂肪に変えて溜め込んでしまいます。

太る原因はこの「インスリン」が体の中に出続けていることです。

インスリンが出続けていることで、脳がその人の体重設定を高くしてしまいます。

脳・体
脳・体
この人の体重は50kgじゃなくて60kgしよう

このように脳が勝手に、その人の適正体重を決めつけてしまいます。

だから、ダイエットを頑張ってもうまくいかないのです。

この脳の体重設定値を下げるためには、

インスリンが出ていない時間を長くする」ということが重要になります。

朝食を抜いてみる

「1日3食たべないといけない」

よくテレビで言われていますよね。

一旦、このことを忘れてください。

テレビで言われていることが、あなたにとってすべて正しいとは限りません。

そもそもテレビで、

「朝食は食べない方がいい」

なんて言えませんからね。

(なぜ?それを書き出すとこの記事の趣旨が変わってしまいますので、またいずれ。)

朝食を抜くことで、「太るホルモン」インスリンが体の中に出ていない時間を長くすることが出来るからです。

夜8時に食べて、次の日の朝食を抜いて、昼12時に食べれば、16時間体の中に「太るホルモン」を出さずに済みます。

昼食、夕食はしっかり食べて摂取カロリーを落とさないようにします。

食べる量ではなく、食べる回数を減らすことで、「インスリン」が出続けることを抑え、脳の体重設定値を下げていく事が出来ます。

食べたいものを我慢しすぎない

食べる回数を意識する事は重要ですが、

それと同じぐらい重要な事は、何を食べるか?ということです。

どんな食べ物を避け、どんな食べ物を積極的に摂ればいいのか?

これはとても複雑で、個人によっても違ってきます。

このことについてはまた別記事で詳しく解説していきますが、「食べたいものを我慢しすぎない」ということも大切です。

ストレスでも太ります

間違いなく太る、ということが証明されています。

朝食は抜く代わりに、昼と夜は食べたいものを食べる。

これぐらいのルールでダイエットを始めても良いと思います。

そのかわり間食をやめる

昼食、夕食を好きなものを食べる代わりに、間食をやめましょう。

よく、「お腹がすく前にこまめに間食をとりましょう」

なんて話を聞きますが、絶対ダメです

インスリンが出っ放しになります。

夕食から次の日の昼食までも、インスリンを出さないためにも間食はNGです。

水、紅茶、コーヒーなどだけにしましょう。

リバウンドは意志の弱さとは無関係

これまでいろいろなダイエットに挑戦して、うまくいかなかったという人は多いと思います。

その度に、自分の意志や忍耐力の弱さを責めたりしてませんか?

ダイエットでのリバウンドはあなたの意志の強さ弱さとは無関係です

あなとの意思が弱いからダイエットがうまくいかないのではありません。

太るホルモン」インスリンによって、あなたの体重が脳に決めつけられているから痩せないのです。

カロリー制限しても、

運動を頑張っても、

〇〇ダイエットに挑戦してみても、

「太るホルモン」をコントロールで来てなければ、

あなたの意志に関わらず太るし痩せないです。

最後に

食べる量を減らしてもダイエットはうまくいかない、

食べる回数が重要、ということについて解説していきました。

ただ、「食べる回数を減らす」ことだけが正解ではありません

ダイエットするために、さらに健康的にキレイになるために、「これだけが唯一正しい」というものはありません。

いろいろな知識を身につけ、自分で実践していく中で、自分に合った方法を見つけていく事が大切です。

この記事がそのための1つのきっかけになればと思っています。