ダイエット

ダイエットの間違い|運動だけ頑張っても絶対痩せない理由

「ダイエットのために運動を始める」

「痩せるためには運動をしなさい」

よく言われていることですよね。

でも、人類全体を見てみると、

運動しても痩せない

という事実があります。

どうしても、「食べた以上に運動すれば太らない痩せる」というイメージがありますよね。

でも、肥満の原因となっているものは運動不足ではなく、95%は食事の問題です

運動によるメリットももちろんありますが、体重を落とす効果はほとんど期待できません。

なぜ運動では痩せないのか?

ダイエットは失敗してしまうのか?

わかりやすく説明していきたいと思います。

運動によって消費できるカロリーが少ない

まず、運動によってどれくらいカロリーを消費できるのか見ていきましょう。

そもそもカロリーとは体を動かしたり、体の機能を維持したりするためのエネルギーのことです。

食べ物を食べることによってカロリー(エネルギー)を体の中に取り入れてますね。

このカロリーをそれぞれの運動でどれくらい消費することになるのか。

各種約30分の運動で次のようになります。

ウォーキング
90キロカロリー

ジョギング
210キロカロリー

ランニング
270キロカロリー

水泳クロール
250キロカロリー

サイクリング
240キロカロリー

男性の1日の総エネルギー消費量がおよそ2500キロカロリーですので、それに比べるとかなり少ない消費量になります。

思っているほど、どか食いしてしまう

上記の運動のカロリーを見てみると、軽めの運動を30分して約200キロカロリー の消費になりますね。

この200キロカロリーを食べ物で見てみるとどれくらいの量になるか?

ごはん1杯
食パン1枚
うどん1玉
スパゲティ1人前
はちみつ 大さじ一杯
バター25g

これぐらいが、30分の運動と同じぐらいのカロリー(エネルギー)になります。

そして、運動をすると摂取カロリーが増える、という研究結果もあります。

つまり運動をすると、食べる量が増えるの当然のことだということです。

消費カロリーが増えれば、摂取カロリーも増える。

摂取カロリーが減れば、消費カロリーも減る。

これは体で起こる当たり前の作用です。

 

体は自動的にエネルギーを使う量と入れる量のバランスを取ろうとします。

「運動の量を増やして、食べる量を減らす」

これはかなり難しいことだということを理解しておきましょう。

そもそも消費カロリーのほとんどは基礎代謝

先ほど1日の総エネルギー消費量が2500キロカロリーぐらいと言いましたよね。

この2500キロカロリーの中には、運動で消費されるカロリー以外は、基礎代謝による消費になります。

基礎代謝による消費とは、

体温を一定に保つ
心臓を動かす
食べたものを消化する

そういった、生きていくために体が自動的に働いて消費するエネルギーのことですね。

食べて、それを消費するエネルギーのほとんどはこの基礎代謝による消費になります。

90〜95%のエネルギー(カロリー)が基礎代謝に使われます。

つまり、運動では5%ぐらいのエネルギー(カロリー)しか使われていないのです。

わかりやすくいうと、運動して燃やせる脂肪は5%程度、ということになります。

痩せるためには

食事95%:運動5%

この割合の重要度になります。

痩せないのは脳が原因

さて、ここまでカロリーの話をしてきました。

でも実は痩せる痩せないはカロリーは関係ないです。

カロリーを多く摂ったから太るわけではないんです。

よくカロリーの取りすぎが太る原因と言われていますよね。

例えば、高カロリーであるオリーオイルやアボガド、ナッツ類を食べて太るか?

このようないい脂質はカロリーは高いけど、太る原因となる食べ物にならないのです。

 

そして、先ほどの運動によるカロリーの消費で痩せることはほとんどできないのです。

原因はカロリーの多い少ない、消費するしないではなく、脳が原因だからです。

 

あることが原因で脳があなたの体重を勝手に決めつけてしまっています。

だから、運動をしてカロリーを消費すると、

脳・体
脳・体
エネルギーいっぱい使って体重が減りそうだから、いっぱい食べて!

こんなふうに、勝手に体重を維持しようとするんですね。

脳が、あなたが理想とする体重よりも高くなるように設定してしまっているから、たとえ運動を頑張っても体重があまり落ちていかないのです。

太るホルモンを減らす

では、どうすれば脳が体重を下げてくれるのか?

それは、運動量を増やすことではなく、食事の改善が重要となります。

食べるもの、食べる回数をしっかりコントロールすることで、「太るホルモン」をコントロールしていきます。

この「太るホルモン」は「インスリン」と呼ばれるホルモンのことです。

インスリンというホルモンのことは1度は聞いたことがあると思いますが、どんな働きがあるのかよくわからない人も多いと思います。

簡単に説明すると、「脂肪を溜め込むホルモン」です。

この「脂肪を溜め込むホルモン」インスリンによって、脳が体重を増やすように勝手に決めつけてしまいます。

だから、食事でインスリンが出っ放しになっていたら、いくら運動を頑張っても体重は思ったほど落ちていかないのです。

痩せるためには、まず取り組むべきことは「運動」ではなく、「食事の改善」です。

運動でカロリーを消費すれば痩せる、ということは忘れましょう。

運動では痩せななかった現状

運動量を増やせば痩せる

これはほとんどの人が当たり前に思っていることですね。

そして、お医者さんにも

「痩せるためには運動量を増やしてください。」

と言われることがほとんどだと思います。

でも、運動量を増やしても、ほとんど痩せる効果はない、ということが多くの研究、実験で証明されているようです。

フィットネス大国アメリカ

運動している人はどれくらいいるかというと、

世界中の平均は年間112日

そして、アメリカ人の運動日数は1番多く、135日となっています。

運動をいっぱいしているにもかかわらず、アメリカでは肥満が増加中。

オランダでは、平均93日の運動日数ですが、オランダに比べてアメリカでは、3倍太っている人が多いです。

つまり、「運動をしない国」の方が痩せている人が多いようです。

アジアなどを見てみても、アメリカやヨーロッパに比べるとスポーツは盛んではないですが、肥満率は低いです。

1日1時間以上の運動でも痩せなかった

運動についてのある研究が行われました。

対象は3万9876人の女性。

この人たちを3つのグループに分けました。

①運動を1日1時間以上のするグループ

②適度に運動するグループ

③ほとんど運動をしないグループ

これらのグループにどのような変化が見られるか、10年間も観察したそうです。

①の運動を良くするグループの方が体重が減ると思いましたが、

体重の減少は見られなかった、という結果になりました。

運動より食事が大切

ここまで、運動では痩せない、大規模な研究でも運動では痩せなかった、ということを説明してきました。

大事なのは「食事」

太る原因は「

どのように「食事」を変えて、「脳」を痩せるほうへ変えていけばいいのか?

その鍵となるのが、太るホルモンである「インスリン」

このインスリンが体の中で出ている時間を短くしていかなければなりません。

そうすることで、脳があなたの体重の設定値を下げてくれて、痩せやすくなっていきます。

インスリンがあまり出ていない時間を長くするために重要なことは

加工された炭水化物を食べない

たんぱく質を食べ過ぎない

間食をしない

食事の回数を減らす

最後に

運動を頑張っても頑張っても痩せない

そんな人は多いと思います。

僕自身、多くの患者さんみてきましたが、

「毎日ウォーキングしてるけど痩せない」

「カー○スに通ってるけど全然変わらない」

といった話もたまに聞きます。

 

運動をしてれば痩せる、

運動をしてれば何食べても大丈夫、

そんな風に思っていた人も多いと思います。

運動は確かに健康効果は期待されていますが、「痩せる」ということを1番の目的とするなら、運動ではダメです。

運動による消費カロリー思ったほど高くない

運動で食欲が増加する

消費されるカロリーはほとんど基礎代謝によるもの

そもそもカロリーでダイエットを考えるのが間違い

このような理由から運動を頑張っても頑張っても全然痩せない、ということが起きてしまいます。

多くの国が、国民に運動をさせて肥満を解消しようと試みてきましたが、肥満は増える一方です。

僕自身も以前は、「痩せるためにはどうすればいいですか?」と聞かれた時は、「運動する習慣をつくるしかない」と伝えていました。

しかし運動を勧めても、痩せて姿勢がキレイになって、肩こりや腰痛を改善できた人はいませんでした。

だから、これからは「まずは食事が大事」ということしっかり伝えていくために、この記事を書いてきいました。

運動してるのに痩せない、もっともっと頑張らなきゃ、と悩んでいる人にこの記事が役立てば幸いです。