クロールはキックを打たない方が速く泳げる⁈

先日、このような記事を見つけました。

クロールのバタ足、速くなる効果なし むしろ水の抵抗増
研究チームによると、クロールのバタ足は下半身を持ち上げて水平に近い姿勢をとるためには必須で、抵抗を減らすのに貢献していると考えられてきた。
秒速1・1メートル(100メートルのタイムで90秒91に相当)の低速ではバタ足は推進力になっているものの、秒速1・3メートルを超えると足の動きが水の流れを妨げ、抵抗は速度の3乗に比例して大きくなっていた。
この成果は、小学生も含め多くの選手の泳ぎに関係するとみられる。筑波大の高木英樹教授は「振れ幅の小さい、しなやかなキックを打ち、水をつかむ上半身の技術を磨くことがタイム向上につながるだろう」と話している。

引用:朝日新聞デジタル

なぜ、キックを頑張っても速くならないのか?

クロールはではキックを打ちすぎることによって、水の抵抗が増し、スピードが落ちるようです。

確か、元トップトライアスロン選手の宮塚英也さんもトライアスロンJAPANという雑誌の中で同じような事を言っていました。

「キックは打つな!”足を残すため”ではなくかえって遅くなるから」

「キックを無駄なく推進力とできるのはハイレベルな人。そうでない人がキックを打つと逆にバランスを崩すことになり、エネルギーを余計に消費します」

元トップトライアスロン選手の宮塚英也さんでさえも、キックをまっすぐ打つことが出来ず左右にブレてしまい、その結果、抵抗が生まれてしまう、と言っています。

実際にやってみてどうだったか?

海で試しに、キックをほとんど打たずに泳いでみました。

ついでに言うと、そこそこ波がある海で泳ぎました。

ちょっと、波酔いしました…
やっぱり海の波にも慣れが必要そう。

で、泳いでみてどうだったかと言うと、
キックを打たない方が、体の軸が安定して、波があっても体がブレず泳ぎやすかったです。

意外でした。
波が強い海では、ある程度キックを打った方が体が安定してリズムを取りやすいと考えていましたが、キックを打つことによって、上体が左右にブレて、波が来るたびにリズムを狂わされてしまいました。

正確な泳ぐタイムを取ったわけではありませんが、体感として楽に泳げたという事は良い収穫だったと思います。

もうひとつ、僕が実践してみて感じた利点を言っておきます。
それは、キックをあまり打たないことで、体幹、コアへの意識が高まる、という事です。
それによって、腹圧がしっかりはいり下半身が浮きやすくなり、体の軸も安定しやすくなりました。
腕で水を捉え大きな力で掻こうとすると、どうしても反動で下半身が左右上下にブレてしまいます。
キックを抑え、体幹、コア、腹圧(呼び方はいろいろあるかもしれませんが)へ意識を集中せてみるのも良い事だと思います。

皆さんもぜひ試してみて、どんな感じだったか教えて下さい。

 

ちゃちゃ
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